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“そこに畑があるから人が集まる”

第2回の企画会議・・・ネリマ・ベジタブル・カフェに向けての勉強会第2弾を行いました。

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8月19日(日)10時、本日の講師白石好孝さんの畑にメンバー5人スタッフ3人の8名が集いました。入り口には風見鳥がいる門、日差しよけのよしずの屋根、木のベンチと机、そして畑の隣にレストラン・・・とってもウェルカムな畑です。
企画メンバーの他にも若い方がチラホラ。色んな方が畑を行き来しています。
そんな畑の農主、白石さんは「NPO畑の教室」の代表でもあり、時には畑の先生として活動されています。

最初に前回お休みされたメンバーの自己紹介
「練馬の農の魅力に引かれています」
お弁当屋さん「“ねり弁”を作りたい」
「幼稚園で畑をつくっています」
3人の魅力的なメンバーが加わりました。楽しみですね~!

「農業を学んでいる間に、周りの景色がどんどん変化していきました」
白石さんの畑は今「農業体験農園」という形で外に開かれていますが、この新しいことを最初にするまではとても勇気が必要だったといいます。練馬の農の歴史、地域との関わりを伺いながら、白石さんの畑を回りました。
黒豚(東京エックス)の風香ちゃん登場。平飼いの鶏もたくさん!
昔はどこの農家も家畜を飼っていて、牛の乳は安定した現金収入だったそうです。

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キャベツ畑は準備中…10年前までは高く売れましたが八百屋さん⇒デパート・スーパーへの移行に伴って「如何にたくさんの量を安定して」ということからキャベツも地方への需要が高まりました。練馬の野菜は残り物に。
「近隣との関係等も開かれていったらという思いの中、それまでの常識『市場で競争』を考え直し、『地域の人に直接販売』という考え方が広まりました」

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白石さんのクイズも!
何の野菜でしょう?

(答)クウシンサイ 真夏に菜っ葉ものを育てるのは難しいため、大活躍!「今日のレストランではクウシンサイとサザエのパスタが食べられますよ」

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ねぎは何でこんなに深く植えつけているのでしょう?などなど・・・
野菜はさまざまな工夫により逞しくたくましく育てられていました。

「鶏を平飼いするっていいですね。練馬の小麦に卵でこの畑でお菓子が作れそうです。」
昔は「たらし焼き」といって小麦粉を解いたものをじゅっと焼いて甘辛醤油をつけておやつに食べていたそうです。シンプルでおいしそう。。。
「農家の方の収穫祭に1人1品持っていって案をだすなんてどうですか」
白石農園では11月11日にビニールハウスコンサートがあるそうです!
「料理本をつくりますか」

などなど活発な意見交換がされました。お休みされた方には詳しい会議録をお送りします。
次回は野菜ソムリエの方をお招きして「(仮)野菜の魅力を引き出す方法」を一緒にさぐります。
日時:9月22日(土)午前(予定)
場所:練馬区石神井交流センター 調理実習室
(午後時間のある方は、野菜ソムリエの方との交流会を予定しています。)

***「メンバーで野菜を作る畑」情報***
前回話題にあがった「メンバーで野菜を作って、その素材をカフェに出せないか?」の案について白石さんに相談したところ
体験農園の1区画を借りることが可能なようです!
半年:1区画 3万円(一人3000円程度)、15種類の野菜、8回の講義
※※1週間に2回、2時間程度当番制で「管理」が必要→メンバーでできるでしょうか?

一つの選択肢で、他の方法もあると思います(各個人で1つの野菜を育て上げ持ち合わせる、等・・・)いかがでしょうか??ご意見おまちしております!

by neri-vege | 2007-08-20 19:31  

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