6月、二十四節季「芒種」を迎える週末。いかがお過ごしですか。
練馬区にはたくさんの区民農園・体験農園があり、
わたし自身も、また今日紹介する
近藤圭子さんも畑2年生。
恵みの雨と、畑作業にありがたい爽やかな風、
収穫ラッシュはそろそろ本格的になるころです。
ところで5月31日には、直前までの天気予報を覆し、晴天&夏日で大盛況
「井のいち」が氷川神社のこもれびのなか開催されました。
ベジカフェメンバーが売り子として大活躍した野菜マルシェも
たくさんのひととたくさんのおやさいで大賑わい。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました!
さぁ、ベジカフェメンバーも第6弾。本日のベジガールは
ハーブとアロマセラピー灯り-akari-を主宰する
ハーバルセラピスト
近藤圭子さんです。
彼女、みんなから”
しみーちゃん”という愛称で呼ばれていて、
なんだかとっても身近でいつもホッとしてしまうお人柄ですが
真に勉強家で、アロマ・ハーブに関して勤勉、自己鍛錬の人。
7年間にわたる修養の結果としての
現在の肩書を並べるとこうなる、とか。
・日本メディカルハーブ協会認定
ハーバルプラクティショナー、ハーバルセラピスト、メディカルハーブコーディネーター
・日本アロマ環境協会認定
アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクター、
アロマテラピーアドバイザー、環境カオリスタ
昨年夏・秋と続けて、すでに保持しているものから
さらに上位資格などを取得され、
とき満ちて、この
「ハーブとアロマセラピー灯り」を始動。
でも、ベジカフェしかり、さまざまな場所での講座がすでに
あちこちで開講していたり活動はされていたので、
「灯り」の開設は、周囲にとってはごく自然というか
「へぇ、屋号がついたんだね♪」っていうくらいのことでしたが、
彼女はいたって謙虚でした。
「アロマテラピー&メディカルハーブを学び始めた頃、
“いつかアロマやハーブで、頑張る人の毎日をサポートできたらいいな”
とぼんやりと思っていて。
目指す形は遠く遠くに見えていたのですが、
講座をやらせてもらったり学びをすすめたりすることで
次第にスキルが追いついてきたようです。
(もちろん、これからも学びはつづくのですが。)
スタートラインについて、そろそろ、Take Off!の時間
アロマテラピーのトリートメントを中心に、活動を構成していこうと思います。
不安たっぷり、迷いもたっぷり。
できるのかなという気持ちもあれば、セラピストという呼び名への恐れもあり。
これまで同様、変化することも、あるでしょう。
ただただ、謙虚に、あろうと思います。」
(blog「
ハーブとアロマセラピー灯り」より。)
彼女の言う、そのスタートラインからまた半年と少しが経ち、
近日中に、ウェブサイトが公開されるとか!
そちらでまた彼女にはじっくり出逢っていただきたい(情報解禁を待たれよ!)。
そう、すごい人なんです。
「すごい」という表現は実に短絡的に感じます。
でも、彼女のような人、植物というものの底知れぬ力こそ、すごいと感じます。
自然療法としての一分野である、メディカルハーブ。
自然療法のなかでも、もっとも歴史の長いと考えられるメディカルハーブは
薬用植物そのものを指す言葉となることもあります。
ナチュラル志向な人がとかく敵対視してしまいがちな
近代医学、その医薬品のルーツでさえあるのがメディカルハーブです。
あの、やさしく、可憐な、草や花花が、
おおきくおおきく手をひらいて、科学も医学もひっくるめた人の営みを
抱きしめようとしてくれているイメージが湧きます。
そのおおきなうつわの植物に触れ、耳をかたむけ聖水を扱う
ハーバルセラピストは、まるで、
神さまに仕える巫女を連想させる。
そのときふっと、しみーちゃんこと近藤圭子さんを想えば
すっかりとその印象のなかに、自然に佇んでいます。
そんなしみーちゃんのベジタブルな活動をちょっと紹介するなら、
・にんじんとはちみつの保湿バーム作り講座
なんてのがとても印象的です。
近所で買ったというにんじんにはじまって、
はちみつも、からすざんしょうも、椿油もそして高知のゆずも使って、
ミツロウ以外は国産のもので、なさったとか。
にんじんリップなんていう、はじめて聞いたときはびっくりしたお品もあり惹かれました。
また、卒論で、「江戸時代の薬草について」をまとめたという彼女は
ビワ、ドクダミ、クワなどといった、日本古来の”昔ながらの知恵”も
積極的に学び・実践・レクチャーしていて
練馬緑の機構の
「憩いの森」講座、
練馬まちづくりセンター関連の「笑和の家」のオープンガーデン・
「くらしの庭楽しみ隊」での講座、などなどにおいて
桑など、そこにある植物を使ってお茶(つまりハーブティ)を淹れたり
オリジナルハーブティを作っちゃったり!
お庭のハーブの活用法についてお話ししたり。
(そこで、ベジカフェ代表ちょカフェゆきちゃんの桑の葉クッキーとコラボしたり)
彼女の生活の中で、ハーブは、
クレンザーとなり、ルームスプレーとなり、芳香浴となり、
またそのエッセンスが惜しみなく伝えられる講座も開かれたりと、
まさに、自然なサイクルで、生き生きと循環しています。
もちろん、ベジカフェのイベントにもたびたび参加していて
きっかけといえるはじめての出逢いは、2012年に遡り
井のいち会場でもある氷川神社でのたくあん作りだったとか。
小関セキさんが主宰した「この町茶会」にも参加して
3.11の震災後の夏、ちょっとしたカフェには訪れていたそうで
縁がある人というのは、振り返って見渡せばこそ
繋がって繋がって、らせんを描いてどんどんと濃くなっていってるってわかります。
ちょカフェが日本橋で一時期出張オープンしていたときにも
しみーちゃんのハーバル講座開催しているそうな。
そう、そしてこれが、
ハーブとアロマセラピー灯り-akari-の
始動前だというのですから。ねぇ。
最近、あたらしいご縁として南大泉図書館でも講座を開催したしみーちゃん、
否、灯りの、定番ならば
石神井台にある
copse-コプス-での講座です。
来週早々にも、ありますよ! ぴんときた方ぜひ、ご参加を。
以下、
灯りFBページより、引用です。
毎度おなじみ(?)コプスさんでのメディカルハーブ講座。
夏編を6月16日(火)に開催いたします。
☆予約満席となりました。現在はキャンセル待ちの状況です☆
夏を気持ちよく過ごすために、ハーブの力をお借りいたしましょう。
この季節は「庭でハーブが育ちすぎちゃって…どう使えばいいの?」という
ご質問を多々いただくのですが、そんな疑問にもお答えできるかと。
メディカルハーブの視点から、ハーブティーに限らない、
いろんな使い方をご紹介しますね。お待ちしておりますー。
<内容>
・メディカルハーブとは?
・夏のからだ
・夏に使いたい5つのハーブ
・5つのハーブのつかい方
〜カレンデュラとラベンダーのアフターサンローション
〜フレッシュミントのクールハンドバス
・6月16日(火)10時〜12時
・3000円+税(お土産つき)
・お申込は、info@copse.biz(コプス)またはinfo@a-akari.com(灯り)まで